カットについて

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髪と心はつながってるからこそ丁寧に

髪をカットするという行為は、その人の“気持ちに触れる”ようなものだと思うんです。

「ただ切る」ということではなく、内面と外見の両方からキレイになっていただきたい。

初めましての人も、いつも来ていただいてる人も、親しみを持ちつつプロフェッショナルな緊張感を持って、髪をデザインしていきたい。

だからこそ、私たちの心が真っ直ぐに向き合える状態が必要だと考えています。



真っ直ぐに向き合うためのマンツーマン

掛け持ちでお客様を抱えてしまうと、どうしても“流れ作業”になってしまう部分が出てきます。

過去のサロンでも指名が増える事はありがたいのですが、エネルギーを分散させてしまう事に悩んでいました。

なんとか試行錯誤しながらやってみましたが、「一人ひとりに丁寧に向き合いたい」という気持ちが次第に強くなっていきました。

決心して、独立した自分のお店では“掛け持ちをしないスタイル”となりました。



喜ばれ、そして挑戦はつづく

おかげさまでお客様から喜ばれることの方が多いにあります。

ただ、逆に予約が取りにくいお店になってしまったのも申し訳ない気持ちがあります。

それでも、このスタイルは続けたいなと思っております。

そして、向き合う時間が長くなるからこそ、お客様の魅力を引き出したり、リラックスして気持ちをゆったりと過ごしてもらえるような「空間と技術」の成長も課題であり、そして楽しみでもあります。

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この記事を書いた人

上原 宏幸(うえはら ひろゆき)
Salon:AIRYVEIL「エアリベール」

1988年生まれ。関西美容専門学校卒業。学生時代に数々コンテストに参加しヨーロッパ公費留学生に選抜。学内コンテストで受賞。20歳から神戸三宮のサロンから美容師人生がスタート。ステージヘアーショー、ヘアモデル撮影、ヘアメイクコンテスト受賞、カットコンテスト受賞。前サロンでは店長を務め、年間約1300人のお客様の髪・頭皮を担当していた。その経験を活かしお客様の本来の髪質を活かす「パーソナルデザイン」を提供している。

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